洗剤用特殊容器のラベル貼り不良率を約10%から2%へ改善した事例|ウエダ印刷株式会社
特殊容器へのラベル貼り加工

洗剤用の特殊容器で、 約10%発生していたラベル貼り不良を 約2%まで改善した事例

容器のひけにより、ラベル浮きやシワが多く発生していた案件です。 ローラー材質とラベラーの設定を調整し、 現在は不良率2%で安定して生産しています。

洗剤用の円柱形状特殊容器へデザインラベルを貼り付けた完成品

ローラー材質と機械設定を調整し、ラベル浮きやシワを抑えた洗剤用特殊容器

容器のひけによりラベル浮きやシワが発生した洗剤用特殊容器
改善前:容器のひけにより発生していたラベル浮き・シワ
特殊容器へのラベル貼り加工に使用するラベラー
容器形状に合わせてローラー材質と貼り付け条件を調整
ラベル浮きやシワを改善した洗剤用特殊容器
改善後:ラベル浮きやシワを抑えた量産時の仕上がり

※画像はイメージです

ご相談内容 ラベル浮き・シワによる不良を改善したい
対象容器 洗剤用の円柱形状特殊容器
改善前 不良率 2%
現在 不良率 2%

容器のひけによるラベル浮きやシワが、 約10%発生

洗剤用の円柱形状の特殊容器への デザインラベル貼りについて、 改善できないかというご相談をいただきました。

従来はOEMメーカー様でラベルを貼り付けていましたが、 この容器は成形上のひけが多く発生しやすく、 容器表面が均一ではありませんでした。

そのため、ラベルが容器へ十分に密着せず、 浮きやシワが発生し、 不良率が約10%になることもあったとのことでした。

容器表面のひけに、 ラベルを安定して追従させる必要がある

一般的な円柱容器であれば、 ラベラーのローラーで一定の圧力をかけながら 容器を回転させることで安定して貼り付けることができます。

しかし今回の容器は、 表面にひけや個体差があるため、 通常の条件ではラベルを均一に密着させることが困難でした。

また、単純にローラーの押さえを強くすると、 容器が変形したり、別の位置にシワが発生するため、 容器に合わせた条件を探る必要がありました。

容器表面のひけ

円柱形状でも表面が均一ではなく、 部分的にへこんでいる箇所があります。

ラベル浮き

へこんだ部分までラベルが密着せず、 加工後に浮きとして現れることがあります。

シワの発生

容器の凹凸にラベルが追従できない場合、 余った部分がシワとなって現れます。

ラベラー条件

押さえ圧だけではなく、 ローラー材質や貼り付け条件全体の調整が必要でした。

ローラー材質と機械設定を変えながら、 貼り付け条件を調整

手貼りへ切り替えるのではなく、 量産性を維持するため、 ラベラーによる加工を前提に改善を進めました。

実際の容器とラベルを使用してテストを行い、 容器へラベルを押さえるローラーの材質を変更しました。

さらに、ローラーの押さえ方や ラベルを貼り付ける際の機械設定を繰り返し調整し、 容器のひけにラベルが追従しやすい条件を検討しました。

改善のポイント ローラー材質だけ、機械設定だけで判断するのではなく、 実際の容器とラベルの組み合わせで貼り付け状態を確認しながら、 量産時にも再現できる条件へ調整しました。

約10%発生していた不良が、 現在は2%で推移

改善前 約10% ラベル浮き・シワなどの不良
現在 2% 不良率で安定して推移

ラベラーによる量産性を維持しながら、 不良率を大幅に改善

ローラー材質とラベラーの設定を調整した結果、 容器のひけによるラベル浮きやシワを大幅に減らすことができました。

  • ラベル浮きを大幅に軽減
  • シワの発生を抑制
  • 不良率 約10%から2%へ改善
  • ラベラーによる量産性を維持
改善前のラベル浮きやシワが発生した洗剤用特殊容器
改善前
ローラー材質と機械設定を調整してラベル浮きやシワを改善した洗剤用特殊容器
改善後
※画像はイメージです

特殊形状の容器へのラベル貼りもご相談ください

容器のひけや凹凸により、 ラベル浮きやシワなどの不良が多く発生している場合は、 実際の容器とラベルを確認し、 ラベラーで安定して加工できる条件を検討します。

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