50mLの小型スパウトパウチへのラベル貼り加工のご相談をいただきました。 内容物が入っていない状態では表面が大きく波打つため、 手貼りではシワ・エア噛み・位置ズレが発生しやすく、 一般的なラベラーでも安定した加工が難しい形状でした。 そこで、パウチの形状と貼り位置に合わせてラベラーを一部改造し、 表裏のラベルを安定して貼り付けられるよう対応しました。
50mLスパウトパウチへの表裏ラベル貼り加工
スパウトパウチは、ボトルや箱のように表面形状が一定ではありません。 特に今回の50mLサイズは小さく、内容物が入っていない状態では スパウト周辺やパウチ中央部が大きく凹んだり膨らんだりします。
コスメ用途のため、シワやエア噛みをできるだけ抑え、 貼り位置も安定させる必要がありました。 さらに、スパウト部分の近くまでラベルを配置する仕様だったため、 通常のラベラーでは安定した加工が難しい案件でした。
50mLの小型スパウトパウチ50,000袋について、 表面・裏面へのラベル貼り加工をご相談いただきました。
ご要望は、コスメ製品としてシワやエア噛みを抑えてきれいに仕上げること。 また、限られたパウチ面積を有効に使うため、 スパウトに近い位置までラベルを配置する必要がありました。
今回のラベル貼り位置
小型のスパウトパウチは表面が安定しないため、 手貼りにも一般的な機械貼りにも難しさがあります。
内容物が入っていない状態では、 スパウト周辺や中央部分が大きく凹んだり膨らんだりします。 平面容器のように一定の面を基準として貼ることができません。
柔らかく波打ったパウチに手作業でラベルを貼ると、 シワやエア噛み、位置ズレが発生しやすくなります。 今回は50,000袋×表裏のため、 安定した量産方法も必要でした。
今回のパウチは50mLと小さく、 指定された貼り位置も当社設備の通常仕様では 対応が難しい条件でした。 そのため、既存設備をそのまま使用する方法ではなく、 加工方法そのものを見直しました。
写真のように、内容物が入っていない状態では パウチ表面が大きく凹んだり膨らんだりします。
ラベルもパウチの形状に沿うため、 この状態だけを見るとラベル自体が 波打っているように見えます。
今回は、この不安定な状態のパウチに対して、 シワやエア噛みをできるだけ発生させず、 指定位置へ安定して貼ることがポイントでした。
今回のパウチを既存設備に無理に合わせるのではなく、 パウチの形状と貼り位置に合わせて設備側を調整しました。
パウチの大きさ、スパウト位置、 表面の変形状態、ラベルサイズなどを確認し、 安定して加工するための条件を検討しました。
今回の仕様では通常状態の設備では 対応が難しかったため、 ラベラーの一部を改造。 パウチを安定して加工できるよう調整しました。
貼り位置と仕上がりを確認したうえで量産へ移行。 50,000袋×表裏という数量でも、 スムーズに加工を進めることができました。
設備改造の詳細について
改造箇所や具体的な機構については、 当社独自の加工ノウハウを含むため公開しておりません。 製品形状や加工条件に合わせて個別に検討しています。
貼り加工後のパウチに空気を入れて表面を張ると、 ラベルの実際の貼付状態が分かりやすくなります。
内容物が入っていない状態では パウチと一緒にラベルも波打って見えますが、 表面を張った状態では大きなシワやエア噛みがなく、 きれいに貼り付けられていることを確認できます。
手貼りではシワ・エア噛み・位置ズレが発生しやすく、 通常のラベラーでは安定しにくかった小型スパウトパウチに対し、 設備を一部改造することで機械貼りに対応しました。
上側はスパウト下部から15mm、 下側はパウチ下部から15mmという貼り位置にも対応し、 量産加工をスムーズに進めることができました。
今回使用したラベラーは、 従来設備と比較して操作性・作業性を高めた仕様となっています。
今回のように既存設備では 安定した加工が難しい場合でも、 製品形状や貼り位置に合わせて設備側を調整することで、 機械貼りが可能になるケースがあります。
実際にスパウトパウチをセットし、 ラベルを貼り付けている加工の様子です。 写真だけでは分かりにくいパウチの保持や、 ラベルが貼り付けられる動きを動画でご覧いただけます。
今回使用しているタイプのラベラーは、 製品形状や加工条件に合わせた オーダーメイドでの製作・販売も可能です。 ラベル貼り加工のご依頼だけでなく、 「自社でラベル貼りを内製化したい」 「既存設備では製品に対応できない」 といった設備に関するご相談にも対応しています。
容器形状や貼り位置によっては、 一般的なラベラーでは対応できない場合があります。 ウエダ印刷では、実際の製品を確認しながら 加工方法を検討します。
「柔らかいパウチにきれいに貼れるか分からない」 「手貼りから機械貼りへ変更したい」 「既存のラベラーでは対応できない」 「自社用のラベラーを検討したい」など、 仕様が確定していない段階からでもご相談いただけます。
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